求職者向け！空調設備工事のあれこれ

こんにちは！千葉県千葉市に拠点を構え、空調衛生設備工事全般を手掛けていますカンコース株式会社です。
設備工事では、さまざまな設備や器具及び、機械を用います。
そこで今回のコラムでは、空調設備工事で用いられる設備装置についてご紹介していきます。

熱源設備

空調設備の1つに熱源設備があります。
熱源設備とは、電気やガス、油などの資源を使用して、冷暖房や給湯などに使う熱に交換し供給する設備です。
空調設備が熱交換するのに必要な熱源を生成するため、空調設備の前に設置されています。
熱源設備の代表的な設備機器としては、冷凍機・冷却塔・ボイラー・チラー・熱交換器があります。
上記以外にもたくさんの機器があり、小さいものからかなり大きなものまでサイズ感も性能もバラバラです。
また熱源設備は、熱源を生成し、配管やポンプで運搬され、空調機内で熱交換されるのが主流になります。
特に、多くの利用客で賑わう空港やイベントホールなどでは、大容量の熱源を要する施設のため、熱源設備は欠かせない存在の1つになります。

空気調和設備

空調設備の1つに空気調和設備があります。
空気調和設備とは、空気調和をするための建築設備です。
一般に調和設備と称され、人に対しての空気調和を保健用空調、物品に対しては産業用空調と呼ばれています。
保健用空調は、商業施設やオフィスなど建物内にいる人を快適に健康で過ごせるようにする目的があるのです。
一方産業用空調は、空間内で保管や生産されているモノや製品の品質監理や品質維持、機能性の維持を目的としています。
それ以外にも、その空間に応じた温度調節・湿度調節・空気換気・気流の調整が行われているのです。
これらの調整を行うことにより空気を調和させ、快適な空気環境をつくりだすことが本来の目的になります。
また、20世紀後半から地球温暖化による建築物の外皮の熱負荷上昇、OA化による建築物の内皮の熱負荷上昇に伴い、従来の空調方式では人間の住居環境の維持が難しくなってきているのが現状であり、これからの課題とされています。